EP 34 / 60
IDRAMA
昼間は教授、夜になれば主人様
凄惨な家庭内暴力に耐え続ける医大生のルーシー。絶望の日々を送る彼女にとって、唯一の救いは、画面越しに自分を支配する顔も知らない「主人様」との秘密のドミナント/サブミッシブ関係だった。 ある日、大学に冷徹で厳格な解剖学教授・イーサンが赴任してくる。彼を恐れるルーシーだったが、その「声」を耳にした瞬間、全身に衝撃が走る。――それは、彼女が愛してやまない「主人様」の声と完全に一致していた。 そんな中、ギャンブル狂いの父親によって、ルーシーは借金のカタにマフィアへ売り飛ばされそうになる。絶体絶命の危機。彼女の前に銃を手に現れたのは、まさかのイーサン教授だった。 教授の邸宅で保護され、共に過ごすうちに、彼の不器用な優しさに惹かれていくルーシー。しかし、それは「主人様への裏切り」ではないかと自責の念に駆られていく。 交錯する感情の中、ルーシーは闇のSMオークションに強制出品されるという最悪の事態に巻き込まれる。絶望する彼女を200万ドルで競り落としたのは、またしてもイーサンだった。その夜、二人はついに一線を越えてしまう――。 その後も、母親の危篤によって「契約」を破ってしまったルーシーを、イーサンは自らの権力を尽くして救い出す。彼への恩義と、この歪んだ関係に決着をつけるため、ルーシーは指定された場所へと向かう。 しかし、そこで待ち受けていたのは、あまりにも残酷で、あまりにも甘美な真実だった――。 「お前がずっと求めていた『主人様』は、俺だ」 2年間、画面の向こうから自分を支配し、救い続けてくれた男の正体。それは、誰あろうイーサン教授だったのだ。